目次
まえおき
自分の釣りの大半を占めるジグサビキを使ったショットガン釣法。
ジグはオモリ替わりであり、かつ、あわよくばジギング的にヒットしてくれることも期待するものなので、それなりに拘りをもって選んできた。
価格と実績から愛用しているのは、ジャクソンのギャロップ。主に40グラムで、前後にアシストフックを装着して使っている。
ショットガンをしている最中は、着底後、すぐに巻き上げるので、滅多に根掛かりすることはないけれど、サビキについた小魚をそのまま落とし込む際は、時に、ボトム付近でステイさせることになる。
そうなると避けられないのが根掛かり。
ジグサビキでなく、ただのオモリを使用したサビキ仕掛けならば、サビキを守ることに集中できるため、オモリは捨てオモリ的に細いラインに結ぶことができる。
しかし、ジグサビキの場合は、ジグにそれなりの獲物がヒットしても釣りあげたいし、根掛かりしても簡単には捨てたくないので、基本的にサビキの幹糸と同レベルのラインで結ぶ。
その結果、ジグのみロストすることは少なくなるものの、サビキ仕掛けもろともロストすることが増える。
ジグが1個700円程度、サビキ仕掛けは1本200円(400円を2分割)なので、合わせて1000円程度を一瞬で失ってしまう。
これはコスパを売りにするカヤックフィッシングにとってはかなりのマイナスインパクトで、地味に悩みの種だった。
そんな中、最近インスタなどでも時々見かけるようになったのが、100均ジグでの釣果。
メーカー物のジグ「より」釣れないとしても、そこそこ釣れるのならば、ロストをあまり恐れないで釣りを楽しむことができそうで、とても魅力的。
ダイソージグを買う
というわけで、先日、100円均一のダイソーに行って店内を探してみると、うわさのジグを発見。
いつも愛用しているジャクソンのギャロップにちょっと似てるし、愛用の40g、イワシとグリーンゴールドがしっかりラインナップされている。
いずれもちゃんんと100円。
さらに、センターバランスを謳う細長いタイプもあり、流れの速いとき沈降スピード重視で使えそうなものもある。
こりゃいいじゃないか、と大人買いよろしくカゴにどんどん投下。最終的には8個も買ってしまった。メーカーもの感覚なら少なくとも5000円オーバー。
しかし、これで880円。これで釣れるなら本当にありがたい。
ダイソージグを点検
さて、初めて購入したジグ。
いつもジグを買ってからマジマジ見るなんてこともないのに、差別的に、じっくりチェック。
フォルム
まずは全体のフォルムをストックしてあったジャクソンのギャロップと比較。(別にギャロップとして売ってるわけではないので、ソックリさんのように比較する必要もないのだけれど・・・)
左側のギャロップと比較すると、顔の部分の凹凸は省略されていて、目玉の黒目が小さいけれど、大きさはほとんど同じ。
形の仕上げは明らかにダイソージグは荒く、側面にはバリが残っている状態。
まぁ、見かけとしてはギャロップの方が美しいけれど、多少不整形な位のほうが動きに変化が出てもいいかも、とポジティブに解釈。
色合い
続いて気になる色合いを確認。
画像ではわかりにくいけれど、上の二つのダイソージグは塗装が薄くて、クリア塗装がないため、光沢があまりない。
何回か使ったギャロップもこんな感じだから別にいいけど。
重さ
普通に買ってジグの重さをはかろうなんて思いつかないけれど、差別って怖いと思うけれど、ちゃんと40グラムあるのか、確認してみようという気になった。
まずはジャクソンのギャロップ。微妙な面倒くささに負けて頭側のスプリットリングだけ残して計量してみる。
結果は39グラム~39.5グラム。フックが装着されると40グラムという感じかな。
そして、差別被害にあっているダイソージグ。
こちらは40グラム~40.5グラム。
個人的には本体だけで40グラムのほうがなんか正しいような気がするので、意外にもダイソージグの方が、正確だったという印象を持った。
まぁ、この違いを感じられるようなレベルの釣り人でもないので、どうでもいいレベルの差だけれど、あなどるべからずあダイソージグ、というところか。
まとめ
さて、そんな感じでお手頃価格で手に入れることのできる、ぴったり40gのダイソージグ。
ヘッポコカヤックフィッシャーの自分につれない責任を押し付けられずに、「釣れる魚」を見事捕獲して、その力を見せることができるのか。
次回の釣行が楽しみでならない。