本日は風、波ともに穏やかなので出船。
日の出が猛烈に早いこの季節、朝、4時半過ぎに海岸に到着。
愛艇ホビーカヤックレボリューション13に乗り込む。
今回は沖の根を目指すものの、途中、反応があれば魚を拾っていくプラン。
なぜなら、前回、それで太刀魚を釣れたから。
しかし、二匹目のドジョウとはいかず、道中、何度か反応を見つけてはトライするが、カタクチイワシと豆アジが釣れるだけ。
そして、6時前、目的地付近に到着。
ここでも魚群探知機(PS-611CN)にはカタクチイワシの猛烈な反応が出ている。
水面では時折、ビシューっと早い魚がイワシを襲っている。
とりあえずジグサビキのショットガンでカタクチイワシを釣り、一本は落とし込み、もう一本のロッドは泳がせ仕掛けで置竿。
開始早々、アタリがあり、釣れたのは30cmほどのキジハタ(アコウ)。
その後は続かずひたすらベイトフィッシュと戯れる時間が続く。
泳がせ仕掛けにアタリは何度かあるが、食い込みが悪い。
粘りに粘って、9時前。
置竿の先端がグイ~っと水面に引き込まれ、グイグイと力強い引きを満喫すると、上がってきたのは、自身最大クラスの45センチほどのオオモンハタ。
それからまたしばらくアタリのない時間が続くが、ショットガンの仕掛けをフォールしていると、突然、ロッドを放しそうになるほどの衝撃とともに、一気にドラグが引き出される。
あまりのスピードとトルクにカヤックごとグイグイと引っ張られながら耐えていると、意外にあっさりと力尽きたようで、スンナリ上がってきたのは・・・
なんと、メジマグロ。これまた自己記録更新の50センチ弱。
クーラーにぶちこんで、食べたい衝動にかられながらも、涙のリリース。
水面を時折り切り裂く大物は、メジマグロだったのだろう。
夏から秋にかけて、30センチ程度のメジマグロが釣れたことは何度かあるが、こんな時期にこのサイズが釣れるとは・・・
黒潮大蛇行のせいなのか、温暖化の影響なのか、知る由もないが、まぁ、最近の海の変化は恐ろしいほどだ。
いまに、メーター級のクロマグロがこの付近でも釣れる時がくるのだろうか。そうなる頃にはシャークアタックが怖くてカヤックどころじゃなくなってるかもしれないが・・・
まぁ、先を考えれば不安なこともあるけれど、とりえず、今晩の食卓を賑わしてくれる2種類のハタが釣れたことだし、大満足。
次回もサプライズをお願いしたいものだ。