激安中古オシアカルカッタ200HGは値段なりだった・・・

カヤックフィッシングでジグサビキのショットガンに愛用しているオシアカルカッタ200HG。

先日、無念のタックルロストで一つ海の底に沈んでしまったため、タックルベリーの在庫を見ていると、8000円ほどのものを発見。

写真なし、説明書きによれば

  • ハンドルの回転を止めた際に半回転?
  • ハンドルにカタツキ
  • 回転時もキュル、シュル感

などの不具合がある模様。

問題はあるものの、送料込み9千円なら、分解メンテナンスでの復活にかける価値あり、ということでポチリ。

届いたところで早速分解(分解の様子は動画あり)。

分解してみると、内部の各所に乳化した成れの果てなのか、真っ黒ドロドロな油分が付着。

回転に不具合が出るのももっとな感じ。

とりあえず、分解後、パーツクリーナー(プラスチックセーフ)などで綺麗に清掃して組みなおしてみる。

ハンドルの回転の難点は、ローラークラッチ(部品番号31)に付着した油分が原因だったようで、あっさり解消。

しかし、回転のゴリゴリ感は改善しない。

そこで、まずはベアリング(部品番号27,29,143)を交換することにした。

使用したのは純正ではなくミネベアのベアリング。

部品番号 購入したベアリング
27(3*10*4) NMB DDR-1030ZZ
29(5*9*3) NMB DDL-950ZZ
143(8*12*3.5) NMB DDL-1280ZZ

そして、一度くみ上げてみると、回転はかなりスムーズになったものの、やはり回転のゴリ感はかなり強く残っている。

実釣では気にしないレベルなので、そこまででも良かったのだけれど、残るゴリ感の原因が何か興味が湧き、少しお高いけれど、ドライブギア(No.39:2475円)、ピニオンギア(NO45:1705円)を取り寄せて交換してみることに。

注文していた上州屋から1週間ほどで入荷の連絡があり、さっそく交換作業をしてみる。

すると、今度は、ゴリ感が見事に解消。

シルキーな巻き心地とまではいかないけれど、普通に使う上では何ら不都合がないと言い切れる状態になった。

結局9000円ほどで手に入れたリールに、5000円程度追加投資したので、決して安い買い物ではなくなってしまったけれど、酷く高いわけでもなし。

人生初のギア交換をして、その効果をしっかり確認できたので、人生経験を積むことができたとして良しとしよう。

ちなみに、パーツ価格表をシマノのHPで確認すると、07-10オシアカルカッタは既に修理不能扱いとなっていて、11-13モデルのこのオシアカルカッタもそうなる日が遠くなさそう。

4個のストックをカヤックフィッシングキャリア中、使い続ける予定なのだから、ある程度使いそうなパーツは取り寄せておいた方がいいかな・・・

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