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パラシュートアンカーとは
手漕ぎカヤックフィッシングにとっては不可欠なパラシュートアンカーのシステム。
別名ではドリフシュートとか、シーアンカーとか言うこともあるようだ。
その使い方は、文字通りパラシュートのようなものをカヤックの船首に繋いで流しておくと海流を受け止めてくれる。
基本的には、これをやることで、船首が風上に向いて少しづつ流される形で安定するので、流し釣りができるようになる。
ただ、パラシュートの大きさにもよるけれど、風が強くなると、流されるスピードか速くて、流し釣りは厳しくなる。
少し速く流れるくらいならば、ティップランには丁度よかったりもする。
このパラシュートアンカー、ただ船首にロープで繋ぐだけでも良いのだけれど、一応、便利で効果的に使えるシステムがあるので、以下ご紹介。
船首と本体の先端をロープで繋ぐ。
このとき、接続にステンレス製のカラビナを使うと便利だ。
カラビナ キーホルダー スプリングクリップ 脱落防止 登山用 お釣り バックパッキングアウトドア 8cm 耐荷重約100kg |
ロープの長さは船長の2倍が理想だが、自分は1倍で使っている。
ロープは、ボート用品店などで売っているアンカーロープがオススメ。
GM CLIMBING 24kN ダブルブライド 10mm ポリエステルとナイロン アクセサリーコード 6M / 16M / 30Mカット オレンジ |
耐久性もあるし、扱いやすい。
太さはそれ程太くなくて大丈夫だ。
自分の場合、直径10mm位のものを使用している。
本体の後尾にウキ(浮子)を付ける。
アンカーフロートで検索してくるカラフルな浮き。
これを付けることで、パラシュートアンカーが沈むのを防ぎ、周囲から、その存在を確認する目印にもなる。
Baosity 釣りアンカー ブイ 安全 フロートボール ロープフロート 網 浮き 浮き球 浮子 全3サイズ4色 |
ウキもボート用品店などで売っているものを使うが、プラスチックの球体のものや、スポンジっぽいロープを真ん中に通すものなど、要は、ロープや金具で固定できて、それなりの浮力があればいい。
回収用ロープを付ける。
パラシュートアンカーのウキを付けた方にも①のロープの1.5倍位の長さのロープを結束して、反対側の端部にカラビナなどを付けておく。
使用中は、このカラビナを手の届く範囲に引っ掛けておく。そして、パラシュートアンカーを回収するとき、このロープを手繰ると、パラシュートアンカーのお尻側がひっぱられる格好になるので、傘は閉じて、軽々と回収できる。
簡便に使うならば、③は省略することも可能だが、回収するたびにカヤックをパラシュートアンカーの横まで移動させてつかむのは、面倒だし、重たいまま引っ張ったり、ロープにパドルを引っ掛けて回収しようとすると、海況次第ではバランスを崩す危険もあるので、なるべくここまでやるのがオススメだ。
自分は、このロープには、安価な水汲みロープを使っている。
マルシン漁具 水汲みバケツ用 コブ付きロープ ハンドル付き |
このロープは、最悪、なくても大丈夫なので、高級品は必要ないが、絡みにくいのと、色は①のものと変えるのが望ましい。
ちなみに、移動中、仮に沈しても、体に絡んだりしないようにまとめておくべきだが、自分は、上州屋で数十円で売っているネットに入れている。安いのに、なかなか丈夫で、オススメだ。
流し釣では、頻繁に上げ下ろしすることになるので、使いやすいシステムにしておくことが大切だ。
便利なセットもある
自分のように、パーツを買い集めなくても、便利にまとまったセットも販売されているので、面倒な方はこちらがおすすめ。
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