フリクションリング自作でシマノの98ツインパワーなど古リールを再生

まえおき

カヤックフィッシング用のタックルは基本的にあまり高価なものは使わないようにしている。

過去何度か、ロッド&リールセットのまま海に献上してしまった経験があるのと、リールは海水がザバザバかかることもあるため、ダメになっても経済的ダメージの少ないように。

あとは、最新のリールはパーツが多く、内部までメンテナンスするのが難しい。

そんなわけで、自分が愛用するスピニングリールは98ツインパワー、02ツインパワーが基本(今回はベイトリールは省略)。

ドラグ性能などの基本性能では自分レベルの釣りには十分でありながら、メンテナンスし易くてとても気に入っている。

中古なら格安で買えるし、自分でメンテナンスすれば使えるようになるレベルの状態でもジャンクに近い値段で売っていたりするから、そういうものを買ってはメンテナンス。

ダメだったリールがよみがえるのが快感になった感もある。

修理するシマノのスピニングリール

今の手持ちラインナップはカヤック以外の釣り用も含めてこんな感じ。

02ツインパワー1000 1個
02ツインパワー2500 2個
02ツインパワーC3000 1個
98ツインパワー4000 2個
98ツインパワー6000 1個
98ステラ 8000 1個

そんなお気に入りのロートルリール達にはほぼ唯一といっていい弱点がある。
気持ちよくキャスティングしたつもりが、キャストした瞬間にベールが戻ってしまい、ルアーが戻ってきたりして危ない目にあったり、ジグなど重たいものをキャストするとラインブレイクしてしまう。
少し調べてみると、フリクションリングというゴムが切れたり、溶けたりしてしまうことが原因だと知った。

切れて外に落ちてくればまだましで、大抵の場合は、中で溶けてスプールに張り付いたり、内部にべっとりくっついている。

こうなる原因はおそらく、適当なメンテナンス。

過剰な注油でゴムが溶けてしまっているのではないかと思う。

単に長期間経過で溶けているのかとも思ったけれど、先日、非常に程度のいい、おそらく未分解の98ツインパワーを購入してみると、綺麗な状態のフリクションリングが残っていたので。

とにかく原因が分かったので、部品を取り寄せて修理しようと思ったけれど、そんな古いリールはもう部品がでない。

他のリールのものを流用しようにも、サイズが分からないし、番手が同じでも年式が違うと、かなり寸法が違うので、手あたり次第取り寄せないといけない。

そこで、ネットで調べると、市販の止水用などのOリングで代用できるようなので、サイズを調べてはOリングを探していたけれど、径があっても太すぎたりして、思うようなものを見つけるのには苦労していた。

必要な道具と材料

それが、先日、ホームセンターに行って、何気なくOリングをコーナーを見ていると、Oリングを作るためのゴム板が売っていた。

SANEI 水栓補修部品 パッキン用ゴム板 加工用 厚さ2mm 150mm PP10-0-L

これはいい!何でいままで気が付かなかったのか?

自分の好きなサイズで作ればいいなんて、簡単すぎる!

普通のゴム製品コーナーには厚さ3mmと5mmしかなかったので、2mmとリール用にちょうどいいこの製品を購入。

綺麗な円形にカットしたいので、カッターコーナーを見に行くと、コンパスカッターという丁度いい商品を発見。

オルファ:OLFA ラチェットコンパスカッター

即決で両方お買い上げ。

フリクションリング制作

家に帰り、早速フリクションリング作成に取り掛かる。

まずはフリクションリングのはまっている場所の寸法をノギスで計測。

そして、コンパスカッターでゴム板からリングを切り出す。

まずは外径に合わせてカットしてから、内径の線をカットするほうがうまくカットできた。

かなりいい感じに作ることができることがわかり、順次作成し、取付け。

02ツインパワー1000

〔参考寸法〕・・・誤差があるので、鵜呑み禁止
内径30.2mm
リング作成寸法 内半径14.5mm 外半径 16.5mm

02ツインパワー2500・C3000

〔参考寸法〕・・・誤差があるので、鵜呑み禁止
内径32.9mm
リング作成寸法 内半径16mm 外半径 18mm

98ツインパワー4000

〔参考寸法〕・・・誤差があるので、鵜呑み禁止
内径26.1mm
リング作成寸法 内半径12.5mm 外半径 14.5mm

98ツインパワー6000

〔参考寸法〕・・・誤差があるので、鵜呑み禁止
内径35mm
リング作成寸法 内半径17mm 外半径 19mm

98ステラ8000

〔参考寸法〕・・・誤差があるので、鵜呑み禁止
内径36.9mm
リング作成寸法 内半径17.5mm 外半径19.5mm

結局、ほぼ全てのリールのリングを作成して、実にスッキリ!
これからはいくらでも作れるかと思うと、早く劣化してもらうのが楽しみになった。

「フリクションリング自作でシマノの98ツインパワーなど古リールを再生」への1件のフィードバック

  1.  こんばんは。ご無沙汰しています。
     すっかりシーズンオフらしく、道具のメンテナンスも万全でいいですね。
     自分ではそこまで出来ないので、羨ましいとか尊敬するレベルです。
     世の中の情勢はまだ暫く変わりそうもないですが、海の中には関係ないでしょうから、暖かくなるのが待ち遠しいですね。
     初釣りの日を期待しています。

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