釣れたイワシでアンチョビ作り

まえおき


カヤックフィッシングではいつもジグサビキで小魚を釣って、そのまま落とし込む、いわゆる落とし込み釣りをする。

落とし込んでも何も釣れないときは、ひたすら小魚釣りになる。

そんな小物のうち、今回はカタクチイワシを使ったアンチョビ作り。

アンチョビを作ると、副産物としてナンプラーもできる。

自家製アンチョビとナンプラーは絶品なので、カタクチイワシが釣れる春先の恒例行事。

作り方


  1. イワシのアタマをもいでから、手捌きで開き、ハラワタ、背骨を取り除く。
  2. 身を綺麗に洗う(ハラワタの残りなどを綺麗に取る)
  3. キッチンペーパーで水気を取る
  4. たっぷり塩を振ってタッパーに入れる
  5. 冷蔵庫で1ヶ月以上保存
  6. タッパーから取り出してキッチンペーパーで水気をとる
  7. 清潔なビンのなかに詰めてオリーブオイルをひたす

作業の様子


自分の場合、釣って帰ってきて、すぐに捌こうとすると、骨が身から離れにくいので、朝釣ったら、まずアタマ(一緒にとれるハラワタ)を、とって、夕方まで、塩水に漬けて冷蔵庫に入れている。

夕方になって、手開きして洗った状態。

内臓は結構気を使ってとるけれど、小さなカタクチイワシの骨程度なら食べるときには気にならないので、神経質になることはないと思う。

あとはタッパーに敷き詰める。

まずはタッパーの底に塩を振っておく。

あとはイワシ→塩→イワシ→塩、と繰り返してミルクレープ状に積み重ねる。

そして、冷蔵庫に保存。

続きは1ヶ月か2ヶ月後に更新予定。

ちなみに、3年熟成させたものはこんな感じ。

これはまだオリーブオイルにつける前で、周りの黄金色の液体はナンプラー。

ここでオリーブオイルと、アンチョビを入れる容器を用意。

アンチョビを入れる容器は煮沸消毒しておく。

アンチョビを取り出してキッチンペーパーで水気をふき取る。

容器にイワシの身を詰める。

最後にオリーブオイルで浸して(ほぼ)完成!

オイルからイワシが出てしまうと、そこがカビるのでオイルはタップリと。

これで数日置いておくと美味しいアンチョビが食べられる。

ちなみに、数週間で食べるなら常温でも平気だけれど、数か月間かけて食べるなら冷蔵したほうがよいらしい。オリーブオイルが固まってしまうけれど・・・

食べ方


アンチョビは一般的にはパスタで食べることが多い。

我が家ではパンに乗せる食べ方が一番人気。

パン焼き機で焼いた自家製パンの上に、塗り付けるようにして乗せて、少しチーズをのせて焼いて食べると、病みつきになる美味さが味わえる。

もちろん、パスタでペペロンチーニに加えて食べても絶品。浸しているオイルを使うことでさらにアンチョビを堪能できる。

 

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