今年は色々あってあまりカヤックフィッシングに出られなかった。
そうこうするうちに冬本番。
安全のため最低気温が10度を下回ったら浮かない=シーズンオフというマイルールがある。
しかし、11月3日が最後になってしまうとはあまりにも辛い。
という事で、最低気温は10度を割るが、穏やかで気温の上がる予報の今日を掟破りのシーズン納めとする事にした。
朝6時半前、薄暗い海岸に到着。
やっぱり早朝の海岸は気持ちいい。
愛艇ホビーカヤックレボリューション13に乗り込み、沖の根回りに向かう。
今日は釣果は期待出来ないので、最初からクルージング気分。
そんな気分を盛り上げるように、富士山がいつになくくっきり綺麗に見える。
寒い時期は浮かなくなったので、これ程綺麗な富士山を見る機会はなくなっていたのかも。
移動途中、魚群探知機の画面を見ていても、魚の反応はほとんどない。
流石に海も晩秋か冬の入り口といったところなのだろう。
目的地付近にも魚の反応は殆どない。
薄らと反応が出ているところがあったので、ジグサビキのショットガンを落とす。
何度か繰り返すと、トウゴロウイワシがヒット。
そのまま、落とし込むと、すぐにアタリ。
もたついているうちに根に潜られてしまって根掛かり状態に・・・
少し角度をかえて引いたり、緩めたりを繰り返していると、スルッと抜けて、あまり重くないものの魚信を感じなが巻き上げると、小ぶりなオオモンハタ。
普段ならリリースするところだが、シーズン最後の魚となる可能性も高いので、有り難くお持ち帰り。美味しく煮付けでいただこう。
その後は続かず、こんな事になるだろうからと持ってきていたオキアミをサビキハリに付けて落としてノンビリ釣りモード。
根周りでやるとベラが食うので、離れると何も釣れない。それでもシーズン最後なので、ノンビリ餌がなくなるまで遊んで納竿とした。
予報の数字1-2mよりはかなり北寄りの風が強くて、結構寒かったけれど、カヤックフィッシングを満喫する事ができた。
それにしても、前回同様、小型ボートがやたらと居た。本当に流行ってるのかも。
確かにどうせ友達とつるんでSUPとか、カヤックするなら、一緒にエンジンボートの船に乗る方が良いのかも。
なんて事を思いながら、終わった今シーズン。
秋の収穫祭こそなかったものの、近場でショゴが沢山釣れたり、ヒラメも釣れたし、いいシーズンだったかな。
また、来シーズン、楽しい釣りができるよう、カヤック、道具は万全のメンテナンスをしておこう。