ホビーカヤックのラダー不具合(無限左回転)をDIY修理

中古購入時からラダーの調子が悪かったホビーカヤックオアシス(タンデムカヤック)

最近乗っていて新たな不具合が発生。

乗船中、右方向への舵が利かなくなり、むしろ左方向に回転し続けるように舵が効いてしまう状態になる。

様子をよく見ていると、ラダーを右方向に切る際、ラダーが浮き上がってしまい、全く効いていない。

対処療法として、ラダーレバーで右舵を切る際、同時に「DOWN」レバーを引っ張ってあげると問題は解消することが分かった。

どうやらというわけで、船体内部、「DOWN」レバーの裏側を覗いてみる。

水色丸枠で囲んだ部分が問題個所

上の画像は、ラダー「DOWN」時の状態だが、この時、ケーブルはたるんでいて、代わりにバンジーコードでラダーを引っ張っていることが分かる。

バンジーコードが健全な状態ならば、ラダーは「DOWN」方向に引っ張られているため、水流で押し上げられることもなく、水中で舵を切ることができる。

しかし、今回見たところ、バンジーコードの根元が伸びていて、その分、引っ張る力が弱くなっている模様。

本来ならバンジーコードを交換したいところだが、それはなかなか大変な作業になる。

そこで今回は、バンジーコードの一部にロープを絡ませて、事実上バンジーコードが短くなるように加工しておいた。

これにより、バンジーコードによる「DOWN」時のラダー引っ張り力は回復。おそらくこれで問題は解消しているはずだ。(足りなければもう少し短くなるようにする)

おそらく軽く10年経過しているホビーカヤック、さすがに色々問題は出てくるが、船体はまだまだ大丈夫そう。

大切に長く乗りたいものだ。

 

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