フィッシングカヤックの販売店としてメジャーな横浜にあるサウスウインド。
こちらのHPを見ると、「タイダルストリーム フィッシュハンター PK37」という脚漕ぎカヤックが掲載されている。
このタイダルストリームという脚漕ぎカヤックのセールストークはこちら。
- 必要最低限の機能・性能があれば十分だ、という方におすすめいたします!!
- 数世代前のドライブを採用。
- バックやその場回転はできませんが非常にシンプルな構造で修理やメンテナンスが楽です。
緒元は以下のとおり。
- 全長 368cm(ホビーカヤックアウトバックと同じ)
- 全幅 80cm(ホビーカヤックアウトバックより4cm狭い)
- 本体重量 30kg
- 総重量 35kg(ホビーカヤックアウトバックより2kg軽い)
- 素材 ポリエチレン(ホビーカヤックと同じ)
- ロッドホルダー ○×5(ホビーカヤックアウトバックより3個多い)
寸法的にはホビーカヤックのアウトバックとほぼ同じ。
タイダルストリームのカラーバリエーションはホワイトグレーカモ、サンド、イエローの3色。
見たところ、動力となるフィンタイプの脚漕ぎドライブはホビーカヤックの旧タイプ(自分が使っているものと同じ)と思われる。
フィンのサイズはホビーカヤックでいうところのターボフィンと同じっぽい。
シートやラダーは若干異なる(恐らく旧タイプのホビーカヤックよりはいい)が、有名店のサウスウインドが販売しているものなので、本体の信頼性には問題がないと信頼できるすると、その販売価格の178000円(税別。パドル、PDF付き)は、一昔前のホビーカヤックの販売価格を彷彿とさせるお手頃価格。
【一般的なパドル・PDFの例】
旧タイプのホビーカヤックもヤフオクなどでは20万円超で取引されるのが常態化していたので、それよりは新品でこのタイダルストリームの脚漕ぎカヤックを買った方がいいと考える人も出てきそう。(旧型ホビーカヤックオーナーの自分でもそのほうがいいのではと考えてしまう。)
「バックやその場回転ができない」というのがネガティブポイントとして書かれていて(旧型のホビーミラージュドライブも同様)、ストラクチャー周りでシーバスを狙ったり、狭いところでブラックバスを狙うような人ならば、考慮すべき点かもしれない。
でも、少なくとも今自分が使用しているような広い海のオープンエリアでのカヤックフィッシングにおいては、バックもその場回転も、それがなければ困るということはない。
ちなみに、最近流行のプロペラ式のドライブ搭載脚漕ぎカヤックと、フィンタイプの脚漕ぎカヤック、総合的にどちらが良いのかは分からないし、自分がホビーカヤックに乗っているからといって肩を持つつもりもない。
しかし、プロペラ式がバックなどにおいて優れている反面、バックしたり、後ろに流された際に、ラインがプロペラに絡んだら目も当てられない状況になりそうな気がする。
ホビーカヤックの場合は、フィンにラインが絡まってしまっても、フィンを持ち上げれば簡単にほどくことができる。
この点に限らず、どちらにもメリット、デメリットがあったりするのではと思う。
足漕ぎカヤックを探していて、フィンタイプ(ホビーカヤックやタイダルストリーム)とプロペラタイプとの間で悩んでいる人は、実際に使っている人のブログを見たり、できたら話を聞いたりして、よくよく考えてから選択したほうが良いと思う。
何はともあれ、最近の脚漕ぎカヤックは30万円近くするのが当たり前になってしまっていたので、これは脚漕ぎカヤックデビューしたい人にとっては朗報間違いなしだと思う。
デビュー前には危険性もしっかり確認した上で、可能な限りの対策を!
ブログ楽しく拝見しています。関西で遊漁船時々KFで楽しんでます。モーケン12AGとコロナ(息子とタンデム用)を所有してますが、タイダルを追加購入しました。ブログ参考にさせて頂いてます。更新楽しみにしてます。シーズンオフですかね。(笑)
和田さん
コメントありがとうございます。
タイダル、最近の異常に高騰した足漕ぎカヤック界の救世主ですね!コロナでの子供とのタンデムとか同じような遊びをしてそうですので、引き続きよろしくお願いします。陽気がよければもう少し乗りたいところですが、どうでかねぇ~